ビジネス書しか読まない人は0から1を生みだすことはできない
こんにちはshonkenです。
みなさんは普段読書はされますか?
最近はスマホばかりで本なんて手にすることなんて
あんまりないんじゃないでしょうか。
日本人は読書量が非常に少ない
国語に関する世論調査によると、読書をしない割合は47.5%もあります。(全国の16以上の男女、有効回答2028人)
なぜこうも読書量が減ってしまったのでしょうか。
情報が多く有り余る環境になったこと。
つまり、スマホ・タブレットの普及が一つの原因といえると思います。
ここで一つ、この調査の欠点がわかります。それは、この調査のいう読書というのは、紙媒体であり、電子書籍が含まれていないということです。
この調査に電子書籍が含まれるのであれば少しは数値が違ったでしょう。
ただそれを踏まえたとしても日本人の読書量は少ないことには変わりありません。
読書をするとはなんなのか。
人は生まれてから死ぬまで一定のリミットがあります。短命かもしれないし、長命かもしれない。往々にして人はこの限られた時間を有意義に過ごす必要があります。
普通に生活しているのであれば、1日の活動時間はおよそ15~18時間。仕事をしているのであれば、自由な時間は10時間もありません。
たった10時間弱の間、多くの人は何をしているでしょうか。
多くはスマホやテレビを見る時間に費やしていると思います。
これは非常にもったいないです。せめてその内の30分読書の時間に費やすことができれば、人の生活は充実さを得ることができます。
小説を読むということ
「小説は物語を楽しむもの。」なのですが、これだけではありません。その物語には、作者の苦悩や絶望、希望や喜び、多くの感情が凝縮されています。
物語の人物に共感し、怒りを覚えたり、涙を流したりしたことはないでしょうか。
それは、作者の文章表現が巧妙であるだけではありません。作者と編集者による最高の掛け合わせが人の心を掻き乱していくのです。
ビジネス書を読むということ
ビジネス書は作者が経験して得たノウハウを学ぶためのものです。
営業のノウハウ、資料作りのノウハウ等様々なものがあります。
ビジネス書は小説とは異なり、ある程度すでに答えが出ているものを切り口を変えて書き直しているものです。
言い方は悪いかもしれませんが、言ってることはほとんど昔と同じです。
ただ、その答えに至る経緯・経験が違うため、読む価値があります。
ビジネス書しか読まない弊害
ビジネス書は基本的に「結果論」です。
その人の苦悩は多く語られません。
ビジネス書を読んだからといって、仕事が上手くいくとは限りません。
その本がいくら良書であっても、その人自身に想像力が備わっていなければ、再現性は低くなります。
ビジネス書を読むことは決して悪いことではありません。積極的に読んで実践することは大切です。
小説×ビジネス書=0から1を生み出す能力
ビジネス書では想像力を養えません。ではどうすれば養えるのか。
簡単です。小説を読むんです。
先ほども言ったように、小説には作者の苦悩や希望、つまり心理描写が非常に多く書かれています。それは人々を違う世界に誘うほどの力を持っています。
一冊の小説を10人が読むとすると、そこには10個の違う世界が生まれます。
また、小説は時代を写し出す鏡でもあります。これは、過去へのタイムスリップも頭の中で可能だということです。
ビジネス書では、様々なノウハウを学びます。そこでは多くの異なる視点からある一つの本質を見るために、手順を踏んでいきます。そこに小説で養った想像力を加えます。
すると、大きな化学反応を起こし、また違った景色が現れます。
多くの起業家は読書量が圧倒的です。
共通しているのは、ジャンル問わず様々な書籍を読んでいるということです。
ここでは読書の仕方を書くことはしません。
検索すれば山ほど出てきますからね。
最後に、人生という荒野を突き進むためには
幾人もの人生を読書によって養わなければなりません。ビジネス書だけを読んで結果だけを求める人間は、0から1を生み出すことは不可能です。
そんなことをわからせてくれる本がこれです。是非読んでみてください。